可憐な花姿と美しい青で春を彩る「ネモフィラ」。
その澄んだ青は春の空の色とかさなり、素晴らしい自然のグラデーションを生み出します。この記事では、そのネモフィラの花について情報や花言葉、ネモフィラが誕生花になる日、さらにはおすすめの絶景スポットなど、ネモフィラにまつわるさまざまな情報を紹介します。
ネモフィラとはどんな花?
ネモフィラはムラサキ科(旧ハゼリソウ科)ネモフィラ属の北アメリカ原産の一年草で、和名を瑠璃唐草(るりからくさ)といいます。青く小さな花で中心が白いことから、英名では「Baby blue eyes(赤ちゃんの青い瞳)」という名前が付けられています。
ネモフィラの学名である「Nemophila」の語源はギリシャ語の「nemos(小さな森)」と「phileo(愛する)」で、ネモフィラは 茂みの中の明るい日だまりに自生していることから、 「林を愛する」 という意味の名前が付けられたといわれています。
学名 | Nemophila |
科・属名 | ムラサキ科 / ルリカラクサ属(ネモフィラ属) |
英名 | Nemophila、Baby blue eyes |
原産地 | 北アメリカ西部 |
開花期 | 4月~5月 |
花の色 | 青,複色 |
栽培難易度 | ★★☆☆☆ |
種まき時期 | 9月~10月 |
ネモフィラの花言葉
ネモフィラの花言葉は「どこでも成功」「可憐」「あなたを許す」です。
色別の花言葉はなく、ネモフィラ全体で共通の花言葉となっています。
ネモフィラ誕生花
ネモフィラは1月28日、2月21日生まれの誕生花です。
ネモフィラの種類
ネモフィラ・インシグニス
ネモフィラ・メンジェシーとも呼ばれている一般的なブルーの品種です。花径は約2cmで花の中心部が白いことが特徴です。
ネモフィラ・マクラータ
別名、ファイブスポットとも呼ばれています。花びらに、ネイビーブルーの斑点が入ります。
ネモフィラ・ペニーブラック
ネモフィラ・インシグニスの変種であるディスコイダリスの品種で黒い花で縁が白のシックな花色のネモフィラです。
ネモフィラ・プラチナスカイ
葉が斑入りのシルバーリーフのネモフィラです。
ネモフィラのおすすめスポット
国営ひたち海浜公園
日本国内で最も有名なネモフィラのスポットは国営ひたち海浜公園のみはらしの丘です。開花時期には丘一面がネモフィラの海になり空の青とのグラデーションは絶景です。 ネモフィラ以外にも、夏には向日葵畑も素晴らしく写真スポットとして非常に人気があります。
住所 | 茨城県ひたちなか市馬渡大沼605-4 |
見ごろ | 4月中旬~5月上旬 |
国営武蔵丘陵森林公園 【埼玉県】
園内の広さはなんと東京ドームの約65倍もあり、その広大な敷地では四季折々の風景や木々・草花が楽しめます。また、遊具も充実しており、アスレチックや日本一大きなエアートランポリン、水遊び場(季節限定)など、子供連れにも嬉しい施設です。園内の移動には、全長17kmの林間サイクリングコースや園内バスの利用がおすすめです。
住所 | 埼玉県比企郡滑川町大字山田1920 |
見ごろ | 4月上旬~4月下旬 |